中国政府は、習近平国家主席が7日からサウジアラビアを訪問し、サルマン国王らと会談すると発表しました。
中国政府によりますと、習近平国家主席は7日から10日までサウジアラビアを訪問し、サルマン国王やムハンマド皇太子と会談するということです。滞在中、第1回中国・アラブ諸国サミットなどにも出席するということです。
ロイター通信などによりますと、習氏のサウジアラビア訪問は2016年以来で、会談では中東地域の安全保障などが議題になるとみられます。
中国は石油供給国としてのサウジアラビアを重視する姿勢を見せているほか、アメリカとの関係が悪化するサウジアラビアを「人権問題などで西側とは一線を画す国」として位置づけ、連携を深める狙いもあるものとみられます。

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