自民党の高市総裁は、きょうから始まった靖国神社の秋の例大祭での参拝を見送り、玉串料を奉納しています。

東京・九段の靖国神社では、きょうから3日間秋の例大祭が行われています。

関係者によりますと、自民党の高市総裁は、秘書を代理にたてた形で議連での参拝に参加していますが、自身の参拝は見送り、玉串料を奉納しました。自らが総理大臣に選出された場合の外交への影響などを考慮して、判断したものとみられます。

自民党 有村治子総務会長
「高市総裁からは、私の思いも帯してお参りをするようにと。お気持ちをお預かりさせていただいて、お参りをさせていただいております」

また、自民党の幹部では、有村総務会長や古屋選対委員長らが参拝したほか、石破総理は真榊と呼ばれる供え物を奉納しています。