(ブルームバーグ):イタリアのファッションブランド、ジョルジオ・アルマーニは、副マネジングディレクターのジュゼッペ・マルソッチ氏を新たな最高経営責任者(CEO)に指名した。同社は創業者のジョルジオ・アルマーニ氏の死去を受けて、身売りも検討している。
同社が16日発表したところによると、マルソッチ氏は勤続23年のベテランで、2019年から副マネジングディレクターと最高商務責任者(CCO)を務めていた。CEOには即日で就任する。
マルソッチ氏(61)の指名は、継続性重視の表れと捉えられる。会長にはアルマーニ氏の長年のパートナーで側近のレオ・デルオルコ氏が就く。
発表文によると、同社は今後数週間かけて取締役の指名を完了させる。アルマーニ氏の姪で、婦人服デザインを率いるシルバーナ・アルマーニ氏は副会長に就任する見通しだ。
世界の富裕層は高価なファッションやハンドバッグ、時計などへの支出を抑えるようになり、高級ブランド業界は厳しい時代に直面している。経済の不確実性が深まり、中国の需要も鈍化する中で、アルマーニの昨年の売上高も前年比5%減の23億ユーロ(約4040億円)だった。
アルマーニ氏は遺言書の中で、18カ月以内に当初段階でアルマーニ株の15%を買い取る戦略的なパートナーを見つけるよう同社に指示。このパートナーに対して、向こう5年間で持ち株比率を約70%まで引き上げることにも道を開いていた。そうでない場合、株式公開の可能性を提案していた。
原題:Armani Veteran Marsocci Named CEO After Founder’s Death (1)(抜粋)
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