老舗の細かすぎるカスタマイズ 七味唐辛子を“わがまま調合”
山形キャスター:
続いては、老舗の細かすぎるカスタマイズをご紹介します。

1736年(元文元年)に創業した長野県の「八幡屋磯五郎」で、江戸時代から続くカスタマイズ商品は「七味唐辛子」です。
定番の七味唐辛子には唐辛子、陳皮(乾燥させたみかんの皮)、胡麻、麻種、紫蘇、山椒、生姜が入っているのですが、「わがまま調合コース」では、約40種類の素材から自分の希望に合わせて調合してくれるということです。

唐辛子だけでも種類がたくさんで、ハバネロ(1g200円)や万願寺唐辛子(1g100円)などもあります。その他の素材も30種類ほどあり、お店の方と相談しながら自分好みに作れます。
江戸時代は本当にお客さんの前で調合して作っていたそうで、今も店頭で調合できるということです。

また、“推し活”にぴったりなお店があります。自己流にカスタムして世界に一つだけのワッペンが作れる、新大久保の「マイ フェイブ カフェ」です。
髪型や表情、服などのパーツ5000種類以上からチョイスしてワッペンを作れます。料金は1点2000~3000円。子どもから大人まで幅広い客層に人気で、休日は整理券を配ることもあるほどだといいます。

私も“推し”としてNスタファミリーのワッペンを作りに行ってみましたが、パーツを選ぶのに時間がかからなければ、くっつけるのはすぐにできました。