アメリカのトランプ大統領は、パレスチナ自治区ガザの和平実現に向けて20か国以上が参加する首脳会議を開き、自らが主導する和平計画への協力を訴えました。
アメリカ トランプ大統領
「ついに中東に平和が訪れた。“中東の平和”とはとても簡単な言葉で、長年耳にしてきたが、誰も実現できると思ってこなかった。しかし今や現実になった」
13日に開かれたガザの和平実現に向けた首脳会議は、トランプ大統領とエジプトのシシ大統領が共同で議長を務め、イギリスのスターマー首相やフランスのマクロン大統領ら、20か国以上の首脳が参加しました。
トランプ大統領は「平和への第一歩は最も困難なものだが、私たちはその第一歩を踏み出した」「歴史的な突破口へ導いた協力と善意の精神を持ち続けよう」と述べ、ガザの恒久的な和平や再建に向け、自らが主導する和平計画に協力するよう各国に呼びかけました。
なお、会議にはイスラエルのネタニヤフ首相も招待されましたが、「祝日が近い」ことを理由に欠席したほか、イスラム組織ハマスも出席しませんでした。

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