アメリカによる巡航ミサイル「トマホーク」のウクライナへの供与について、ロシアのメドベージェフ前大統領は「全ての当事者にとって悪い結果になる」と警告しました。
アメリカのトランプ大統領は12日、前日に続きウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談を行い、その後、記者団に対し「戦争が終結しないならウクライナにトマホークを送るとロシア側に伝えるかもしれない」と述べました。
これに対し、メドベージェフ前大統領は13日、SNSで、ロシアはトマホークが発射された場合に「搭載されているのが核弾頭か、通常弾頭かを識別することは不可能だ」と指摘しました。
そのうえで、ウクライナへのトマホークの供与は「全ての当事者にとって、特にトランプ大統領にとって悪い結果になる」と警告しました。
射程の長い巡航ミサイル「トマホーク」をめぐっては、ウクライナ国内からロシアの首都モスクワを射程に収められることから、ウクライナが供与を強く求めています。

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