アメリカ政府が、数か月にわたり、ウクライナによるロシアのエネルギー施設への攻撃を支援していたと報じられました。

イギリスのフィナンシャルタイムズは12日、トランプ政権のもと、アメリカの情報機関がウクライナに対し、無人機の航行ルートや標的の情報を提供し、ロシアのエネルギー施設への無人機攻撃を支援していたと報じました。

フィナンシャルタイムズは当局者の話として、トランプ大統領が今年7月、ゼレンスキー大統領と電話会談をした際に、ロシア経済に打撃を与え交渉を促す戦略を支持したと伝えていて、その後、支援が具体化したとみられています。

ウクライナはこれまでに少なくとも16か所のロシアの製油所を攻撃していて、今年の夏以降、攻撃が激化しているということです。