フィリピン南部ミンダナオ島沖で10日に発生したマグニチュード7.4の地震の死者は7人に増えました。ミンダナオ島沖では10日夜にもマグニチュード6.7の地震が起きていて、被害の拡大が懸念されています。

フィリピン南部ミンダナオ島沖で10日午前、マグニチュード7.4の地震があり、沿岸部には一時、津波警報が発表されました。

この地震の影響で建物が倒壊するなどの被害が相次ぎ、現地メディアによりますと、少なくとも7人が死亡したということです。

また、AP通信によりますと、地元の高校に通う生徒およそ50人がけがや体調不良を訴え、病院に運ばれたということです。

ミンダナオ島沖では、10日の日本時間午後8時すぎにもマグニチュード6.7の地震が発生し、フィリピン火山地震研究所は再び沿岸部に津波警報を出しています。