(ブルームバーグ):1月の米消費者物価指数(CPI)統計で総合指数の伸びが市場予想を下回ったことを受け、市場では年内3回の利下げ予想が強まった。
短期金融市場では、年内の合計利下げ幅を約63ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と織り込んだ。これは12月までに0.25ポイントの利下げが3回実施される確率を約50%とみていることを示す。12日時点では58bpだった。
米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のエコノミスト、ティファニー・ワイルディング氏はデータについて「コンセンサス予想と一致するとはいえ、内訳を見るとかなり心強い内容だった」とブルームバーグテレビジョンで指摘。「これで米連邦準備制度理事会(FRB)はより安心して利下げに踏み切れるはずだ。今年さらに数回の利下げが実施されるとの見方は妥当だと考えている」と語った。

米国債相場は年限全般で上昇(利回り低下)。金融政策に敏感な2年債利回りは一時6bp低下の3.40%と10月以来の低水準を付けた。その後は上げ幅を縮小している。
統計の発表直後、円は対ドルで下げを縮小し、一時152円台90銭台をつけた。

原題:Traders Boost Bets to 50% for Fed to Cut Three Times This Year(抜粋)
--取材協力:Kristine Aquino.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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