けさ日本を出発した自民党の古屋選挙対策委員長ら超党派の議員連盟のメンバーが先ほど、台湾に到着しました。滞在中は記念式典に出席するほか、頼清徳総統との面会も予定しています。

台湾に到着したのは、超党派の議員連盟「日華議員懇談会」のメンバーおよそ30人です。

議員連盟のメンバーらは、台湾が“建国記念日”と位置づける「双十節」の祝賀式典出席のために訪れていて、あすまで滞在する予定です。

きょうは台湾の経済団体と意見交換するなどし、あすは頼清徳総統と面会して、日本と台湾の連携強化などを確認したい考えです。

会長は自民党の古屋圭司議員で、高市早苗総裁にも近く党の選挙対策委員長を務めています。

一方、議連幹部の木原稔・前防衛大臣は、高市氏が総理に就任した場合に官房長官に起用する意向であることなどから、今回の訪問は見送っています。

こうした動きに中国政府が反発する可能性がありそうです。