防衛省が、沖縄の防衛態勢を強化するため、那覇市に拠点を置く陸上自衛隊の部隊の増強を検討していることがわかりました。
那覇市に拠点を置く陸上自衛隊・第15旅団には現在、およそ2000人が配置されていますが、防衛省幹部によりますと、南西諸島などの防衛態勢をより強固にするため、第15旅団の増強を検討しています。
具体的には「普通科連隊」を1つから2つに増やし、指揮官の階級の格上げを検討しているということです。
台湾への軍事的圧力を強める中国が念頭にあるものとみられます。
沖縄県では、与那国島や宮古島に陸上自衛隊の駐屯地が相次いで開設され、今年度末には石垣島での開設も予定されています。

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