最新の情勢について自民党本部から中継です。

候補者本人が電話かけをおこなうなど、いまも駆け引きが続いていますが、小泉氏と高市氏が一歩抜け出す展開となっています。

総裁選は午後1時から投票がおこなわれ国会議員票と党員票295票ずつ、合わせて590票で争われます。

1回目の投票で過半数を得る候補がいなかった場合には、上位2人による決選投票になりますが、小泉氏と高市氏が進むのが有力な情勢です。

党員票はすでに開票が進められていて、JNNのまとめでは午前11時半現在で、高市氏がおよそ7万5000票、小泉氏がおよそ5万1000票、林氏がおよそ4万票となっていていて高市氏がリードしています。

決選投票で鍵を握るとみられるのが、およそ40人の派閥を率いる麻生最高顧問です。

麻生派の議員は小泉・高市両陣営に複数人いるものの、麻生氏はきょう、周辺に決選投票では高市氏を支持する考えを伝えたということです。

各陣営とも、今度の人事なども見据えながら、ギリギリまで検討するものとみられます。

新しい総裁は午後3時ごろに選出される見通しです。