アメリカの11月の就業者数が市場の予想を上回ったことを受け、円相場は一時、1ドル=135円台後半まで円安が進みました。
アメリカの11月の雇用統計は、景気の動向を敏感に反映する「非農業部門の就業者数」が前の月に比べ26万3000人増え、市場の予想を上回りました。
失業率は前の月と変わらず3.7%、平均時給は去年より5.1%増えていて、労働市場の底堅さと賃金の上昇がインフレ圧力を強める状況が続いています。
ニューヨーク外国為替市場では中央銀行にあたるFRBの金融引き締めが長期化するとの見方から円を売ってドルを買う動きが広がり、円相場は一時、1ドル=135円台後半まで円安が進みました。

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