フードデリバリー「手数料カット」その分は…

山形キャスター:
コロナ禍以降、利用者が増えたフードデリバリーサービスでは、「実店舗より価格が高い」という不満を持っている人が81.3%だということです。
※合同会社YUM JAM 2025年4月発表

高くなりがちな背景には、店頭の商品価格に手数料がかかることにあります。

その手数料には、「Webサイトの維持費などデリバリーの運営コスト」や「持ち帰り用包装代」が含まれていて、2〜4割高くなっているそうです。さらに送料もかかるという形です。

しかし「出前館」は、9月1日から11月末まで、手数料をカットする実験を実施しています。

全国5都市、約250店舗でおこなわれているそうです。

その手数料は、店側が払っていますが、手数料もかなり減らしているそうです。

そして、オーダーが増加しているので、店側の利益も増加しているということです。今後はエリアの拡大も検討していきたいといいます。

井上貴博キャスター: 
どこかにしわ寄せがいってるのかと思いましたが、利益でうまく回っているのであれば、いい循環なのかなと思います。