オランダの半導体製造装置メーカー、ASMインターナショナルが下半期の売上高見通しを引き下げた。需要が想定を下回ったことなどを受けた。

今回の下方修正により、一定の為替レートで見た2025年通期の増収率は従来予想レンジの10-20%の下限になる見通しだ。

ASMの半導体製造装置の受注は伸び悩んでいる。米インテルや韓国のサムスン電子といった主要顧客の半導体メーカーが、人工知能(AI)分野で後れを取っていることが響いた。インテルは人員削減を計画しており、幾つかのプロジェクトを延期。サムスンの4-6月期は2023年以来の減益となった。

ASM株は23日のアムステルダム市場で一時6.4%安と、7月以来の最大の日中下落となった。ASM株は年初から約15%下落している。

原題:ASM International Cuts Outlook After Chip Demand Disappoints (2)(抜粋)

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