アメリカの半導体大手・エヌビディアはインテルに50億ドル、日本円でおよそ7400億円を出資し、データセンターやパソコン向けの半導体を共同開発すると発表しました。業績不振に苦しむインテルを実質的に支援する形です。
エヌビディアは18日、インテルの株式を1株あたり23ドル28セントで購入し、あわせて50億ドル、日本円でおよそ7400億円を出資すると発表しました。
それぞれの技術を生かして、AIの開発や運用に使うデータセンター向けの半導体、パソコン向けの半導体を共同開発するとしています。
インテルをめぐっては、AI向けの半導体の開発で出遅れたことで業績不振に陥っていて、アメリカ政府が89億ドルを出資するなど救済する動きが広がっています。エヌビディアによる今回の出資も、インテルの経営再建を支援する狙いがあるとみられます。
発表を受けて、インテルの株価は前日の終値と比べ、一時30%以上急騰しました。

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