販促品の転売目的の大量購入や食品廃棄が問題となったマクドナルドの「ハッピーセット」。きょう、転売対策を講じたうえで新たなシリーズの販売が始まりました。

記者
「きょうから新しいハッピーセットの販売が始まりましたが、特に混乱している様子は見られません」

マクドナルドが販売を始めたのは、サンリオのキャラクターなどのハッピーセット4種類。初日は店頭での対面販売のみで、1回の会計あたりの購入数量には制限を設けました。

というのも、先月、ポケモンカードが販促品だった際、転売目的の大量購入や食品廃棄などが相次いだからです。

こうしたことから、マクドナルドは…。

記者
「モバイルオーダーの画面にはハッピーセットという文字はありません」

初日のきょうは、モバイルオーダーとデリバリー注文は停止。さらに、転売目的とみられる大量購入の履歴がある客について、アプリの利用そのものを停止しました。

しかし、ネット上にはきょう販売されたばかりの販促品がすでに…。

これについてマクドナルドは「転売目的ではなく、グッズが重複した人が出品しているのでは」としています。

転売や食べ物の廃棄を防ぎつつ、子どもがハッピーになれる方法はあるのか?売る側の工夫だけではなく、買う側の節度も問われています。