「暑すぎるとビールが売れない」といわれる中、消費を巻き返すための試みとして登場したのが、ドイツ発祥の祭典オクトーバーフェスト。そこにどのような狙いがあるのでしょうか。
大手スーパーが今年初めて開催するビールの祭典「オクトーバーフェスト」。本場ドイツから直輸入して価格を抑えた「クロンバッハ」やドイツ伝統のソーセージなどを売り出します。
客
「必需品なんですよ、もう本当に“水”ですね。暑すぎてもキンキンに冷やせば。暑かった時の方が飲んでいますね」
そうは言っても、きのう発表された先月のビール大手4社の販売数量は2か月ぶりに前の年よりマイナスに。猛暑が続くとさすがに売れなくなるビール。売れ行きに心配はないのでしょうか?
イオン 飯島晃司 商品戦略部長
「暑さでお客様のライフスタイルが変わっている。9月以降、35℃を下回る日があるとビールの動きは回復してくる」
さらに、民間の調査では、9月は例年、夏休み明けで節約意識が高まると分析されていて、外食よりも割安感のある「家飲み」需要を消費につなげていく狙いです。

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