普通なら暑ければ売れるはずのビール。でも、今年の8月は暑すぎて売れませんでした。
ビール大手4社が発表した8月の「ビール」の販売は、去年の8月より9%減り、2か月ぶりのマイナスとなりました。
「ビール」は夏場に消費が増えますが、最高気温が35℃を超える日が続くと、水などの清涼飲料に需要が移る傾向にあるということです。
特に今年は記録的な暑さで外出機会が減ったため、ビアガーデンや居酒屋などの業務用の売り上げが落ちました。また、各社が4月に家庭向けのビールをそろって値上げしていて、買い控えが続いている影響もあるということです。
9月は厳しい残暑が続いていて、業界内には節約志向の高まりもあり、しばらく消費低迷が続くとの見方も出ています。

世界の社債市場、投資家守る構造鮮明に-パフォーマンスで国債を圧倒