アメリカの中央銀行にあたるFRBの利下げ観測を背景にして金の価格が最高値を更新しています。
大阪取引所で取引されている金の先物価格は先週末に比べて一時210円上昇し、1グラム当たり1万7298円と取引時間中の最高値を更新しました。
また、田中貴金属が発表する金の小売り価格は1万8915円で、2営業日連続で最高値を更新しました。
先週末のアメリカの雇用統計が市場予想を下回り、中央銀行にあたるFRBが今月利下げに踏み切るのではとの見方が拡大し、金利のつかない金に資金を集める動きが強まりました。
外国為替市場で円安・ドル高が進んでいることも金の価格を押し上げています。

金融市場で注目集めるインド トランプ関税はブラジルと同じ50%へ 当面はトランプ関税や通商協議の行方に左右