石破総理は今夜、自民党の菅副総裁、小泉農水大臣と会談しました。"総裁選の前倒し"をめぐる対応などについて意見を交わしたものとみられます。
菅副総裁と小泉農水大臣は今夜総理公邸に石破総理を訪ね、菅氏がおよそ40分間会談し、小泉氏はそのおよそ1時間後に公邸を後にしました。
自民党では、"総裁選の前倒し"の実施を求める書面の提出が来週月曜日に迫る中、菅氏・小泉氏が所属する神奈川県連の対応状況などについても意見が交わされたものとみられます。
中堅・若手議員の他、麻生最高顧問や遠藤元総務会長などのベテラン、さらに石破内閣の閣僚らからも総裁選の前倒しを求める声が相次ぐ中、会談では、かつて党内で辞任論が高まって自ら総理大臣の職を辞した菅副総裁の経験も踏まえ、石破総理に判断を迫ったものとみられます。

「まず総理が辞めて」“総裁選前倒し” 19の地方組織が賛成表明 8日の書面提出に向け党内攻防激化