(ブルームバーグ):トランプ米政権は、米国の戦略石油備蓄(SPR)の過去最大規模となる取り崩しに着手した。
米エネルギー省は13日の声明で、11日に発表した1億7200万バレルの放出計画に基づき、来週末までに8600万バレルの市場供給を開始すると明らかにした。
放出完了まで4カ月を要する見通し。米国とイスラエルによるイラン攻撃後、原油やガソリン、軽油などの価格が急騰しており、他国と協調して計4億バレル規模の対策を講じる。戦争により、世界の石油輸送のおよそ5分の1が通過するホルムズ海峡は事実上封鎖されている。
11月の中間選挙を控え、燃料高への対応を迫られるトランプ大統領への政治的圧力も強まっている。
企業は借り受けた原油をエネルギー省に返却する際に一定の上乗せが求められる。入札期限は米中部時間17日午後5時(日本時間18日午前7時)としている。
原題:US Begins Emergency Oil Reserve Release of 86 Million Barrels(抜粋)
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