業績が伸び悩んでいるセブン-イレブンはきのう、新たなコンセプトを発表しました。

セブン-イレブン・ジャパン 阿久津知洋 社長
「単に欲しいものを買いに行くお店というだけではなく、毎日の暮らしの中で何か新しい発見があるかなという期待感があったり、いつもの場所に立ち寄って落ち着きたいという安心感があったり、そういうことを提供する場所でありたい」

セブン-イレブンは2日、新広告のコンセプト「なにがあるかな、セブン-イレブン。」を発表しました。

“セブンーイレブンに来ると何か見つかるかも”という期待感を打ち出すことで、客を呼び込みたい考えです。

親会社のセブン&アイ・ホールディングスは1日、イトーヨーカ堂などコンビニ以外の事業について、アメリカの投資ファンドへの売却を完了しました。コンビニ専業となったため、セブン-イレブンの重要度は増しています。

セブン-イレブン・ジャパン 阿久津知洋 社長
「今、セブンイレブンは決して順調とは言えない状況が続いています。お客様がセブン-イレブンに対して、本当に求める価値は何なのか、改めてセブン-イレブンとお客様にとってどんなお店であるべきなのかを考え、自らの存在を問い直しました」

セブン-イレブンは2030年度までにおよそ1000店舗増やす計画を掲げています。