自民党は“総裁選前倒し”をめぐる手続きを本格化させていて、実施の賛成派と慎重派による駆け引きが活発になる見通しです。
“総裁選の前倒し”をめぐり、自民党の選挙管理委員会は、きょう(2日)、実施に向けた意思確認の通知を出しました。
実施を求める議員には、今月8日の午前10時から午後3時の間に署名・なつ印した書面を原則、本人が党本部に提出するよう求められています。書面提出後の取り消しはできず、提出した議員の氏名は公表されます。
国会議員と都道府県連代表を合わせた過半数の172人が賛成すれば、総裁選の実施が決まります。
党内では、「両院議員総会」終了後に前倒しを求める中堅・若手議員らが会合を開くなど動きが活発になっていて、賛成派と慎重な立場の議員の間で駆け引きが本格化していく見通しです。

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