自民党が進めている「企業・団体献金」の受け皿となる政党支部の実態調査をめぐり、公明党の西田幹事長はきょう、調査結果が9月にもまとまるとの見通しを示しました。

公明党の西田幹事長と自民党の森山幹事長はけさ、都内のホテルで会談し、「企業・団体献金」の受け皿となっている政党支部の実態調査について協議しました。

会談で西田氏は森山氏に対して、9月には結果がまとめられるかと質問したところ、森山氏から前向きな反応があったということです。

公明党 西田幹事長
「私の方からは、いつ頃ぐらいまでに調査を終え、何らかの改革の方針というものが出るんでしょうかということは問いました。遅くとも9月ぐらいまでにはまとめられるんじゃないですかということも申し上げまして、(森山氏から)そうですねというような反応でありました」

自民党関係者によりますと、政党支部の数は全国であわせて7000を超えていて、休眠状態の支部については整理する可能性があるということです。

会談では、絞り込む支部の数について言及はなかったものの、「相当絞り込める」との回答があったということです。