12日の東京株式相場は5営業日続伸の見込み。日本の連休中にアップルなど米大手テクノロジー企業への買いが強まったことや、外国為替市場での円安が好感される。

リスク選好の流れから電機や自動車など輸出関連のほか、金融や情報・通信といった時価総額上位の業種や銘柄が買われそう。非鉄金属をはじめ素材株も堅調となりやすい。

野村アセットマネジメントの石黒英之チーフ・ストラテジスト

  • 海外市場は前週末を含めた2営業日で見ればリスク選好の流れとなった。海外に比べて出遅れている日本株を見直す動きが強まりそうだ
    • リスク選好の要因は米大型テクノロジー企業の予想を上回る業績好調や米利下げ期待
  • ただ、米国時間12日に消費者物価指数(CPI)の発表を控え、買い一巡後は売りも出やすい
    • 東証株価指数(TOPIX)が初めて3000を上回ってくるなど株高による年金資金のリバランス売りが上値を抑える可能性も

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