ロシアのプーチン大統領は、アメリカのトランプ大統領との首脳会談について双方が前向きだとし、UAE=アラブ首長国連邦が開催地の候補の一つだとの考えを示しました。
ロシア プーチン大統領
「(首脳会談について)双方が関心を示した。どちらが先に言いだしたかは、もはや問題ではない」
プーチン大統領は7日、トランプ大統領との首脳会談について双方が前向きだとの認識を示しました。
そのうえで首脳会談の開催地について「われわれには協力してくれる友人がたくさんいる。UAE大統領もその一人だ。UAEは最適な場所の一つだ」と述べ、UAEが候補の一つだとの考えを示しました。
プーチン氏は、この直前にUAEのムハンマド大統領と会談を行っていて、米ロ首脳会談の開催についても話し合われた可能性があります。
一方、トランプ大統領がウクライナのゼレンスキー大統領を交えた3者会談を計画しているとされる中、ゼレンスキー氏との会談については「一般的には反対ではなく可能性はある。ただ、実現するためには一定の条件が整う必要があり、まだそれには程遠い状況だ」と述べ、ゼレンスキー氏との対話を拒否するとしてきた以前の姿勢を一歩前進させています。

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