自民党はきょう、先の参議院選挙で落選した候補者から敗因などについてヒアリングを行いました。
自民党はきょう午前と午後の2回に分けて先の参院選での敗北を検証する総括委員会を開き、落選した候補者からヒアリングを行いました。
午前と午後で、オンラインも含めて参加者は20人を超えたということで、選挙戦での党の政策発信やSNS活用の課題などについて意見が交わされたということです。
また、敗北を受けて石破総理の責任を問う声も上がりました。
参院選で落選した石川光次郎氏
「組織としてのけじめというものをつけていただかなければ、新たなスタートは切れない。国民の皆様方から信頼というものを失っている状況というのは異常な状況だというふうに思ってます」
落選した岸博幸氏
「選挙3連敗(衆院選、都議選、参院選)でしょ。組織の抜本的建て直しが必要で、そのためには当たり前だけどトップの方は1回引くっていうのが普通かなと」
自民党は今後、地方組織や有識者などからも聞き取りを実施し、今月中に報告書を取りまとめて公表する見通しです。
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