(ブルームバーグ):みずほ証券の上野哲CFO(財務戦略・財務管理責任者)は1日の決算会見で、超長期金利の動向について「政局の影響で財政懸念が払拭できず下がりにくい」と述べた。
4月には米トランプ大統領の関税政策を巡り世界的に市場の値動きが激しくなった。日米が貿易交渉で合意するなど進展するものの、同社を取り巻く収益環境について「不透明感が払拭されていない」との考えを示した。
1日に発表した2025年4ー6月期(第1四半期)の連結純利益(米国拠点合算ベース)は、前年同期比15%増の440億円だった。グローバル投資銀行部門が国内の買収・合併(M&A)案件を獲得するなど好業績を牽引した。
部門別の経常利益は同部門が同8%の140億円、グローバルマーケッツ部門が同11%増の307億円、リテール・事業法人部門が同29%減の34億円だった。
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