スウェーデンの投資会社EQTが30日、エレベーター大手のフジテックを公開買い付け(TOB)で取得すると発表した。買い付け代金は1株当たり5700円で、29日終値を8.1%下回る。

フジテック株は同日の取引で反落し、一時前日比9.7%安の5605円を付け、2018年12月以来の日中下落率となった。

発表によると、買い付け代金は約4078億円。買い付け予定株数は約7155万株で、下限は約4552万株で、2026年1月下旬をめどにTOBを始める。

フジテック株の約3割を保有するオアシス・マネジメントと約7%を持つファラロン・キャピタル・マネジメントは保有株全てを応募する。

東京証券取引所は、報道の真偽などを確認するとして午前8時20分から売買を停止。発表を受けて午前9時11分に再開していた。

(株価を追加して更新します)

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