自民党はきょう、参議院選挙の敗北を受け「両院議員懇談会」を開き、終了後、森山幹事長はあすの役員会で議決権のある「両院議員総会」を開催する方向で協議する考えを示しました。

森山幹事長は、きょう午後おこなわれた懇談会に党所属の国会議員ら236人が出席し、このうち64人から発言があったと説明しました。執行部の責任を問う意見や議決権のある両院議員総会の開催を求める意見などがあがったということです。

これを踏まえ、あす(29日)の役員会では両院議員総会を開催する方向で協議する考えを示しました。

自民党 森山裕 幹事長
「本日のご意見を踏まえて、あすの役員会においてこれを開催する方向で協議をしたいと思っております」

また、森山幹事長は、参院選の敗北を検証した報告書がまとまった段階で「自らの責任について明らかにしたい」と辞任の可能性を示唆していますが、記者団から責任には進退も含まれるかと問われたのに対し、「そういうことも含む」と応じました。