自民党の森山幹事長は26日、参院選の大敗を受けて両院議員総会を開催するかについて、「党則に則って判断する」との考えを示しました。
自民党内では石破総理の退陣を求める動きが強まり、両院議員総会の招集を求める党所属国会議員の署名が3分の1を超えました。
自民党 森山裕幹事長
「それがどういう内容の署名なのかということも必要ですし、それぞれの方に確認をさせていただくことも必要でございますから。ルールに則ってやらせていただきたい」
森山幹事長は26日、鹿児島市で記者団に対し、署名内容を精査した上で党則に則って、総会を開催するか判断する考えを示しました。
自民党の党則では、所属議員の3分の1以上の要求があった場合、7日以内に両院議員総会を招集すべきとしています。
これに先だって森山氏は、参院選大敗の責任について「けじめをつけたい」と述べましたが、具体的な対応については今後、協議するとしています。

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