ポテトチップスの「プリングルズ」などを展開する米食品大手ケラノバは、2028年までに一般消費者向け製品から合成着色料を全廃する方針を明らかにした。

トランプ政権が食品業界に添加物の使用削減を求めるなか、他の大手食品メーカーに追随する動きとなる。

ケラノバは22日付のプレスリリースで「品質と食品の安全性を決して損なうことなく、多様な選択肢を通じて消費者のニーズと嗜好に応えることを常に目指している」と表明。2026-27年度の学年度中に米国の学校給食向け食品からも合成着色料を排除するという。

同社は、すでに北米市場向け小売食品の80%、学校向け食品の95%で合成着色料を使用していないとしている。

原題:Kellanova to Remove Synthetic Dyes From Retail Foods by 2028(抜粋)

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