イギリス政府は選挙で投票できる人の年齢を現在の18歳以上から16歳以上に引き下げる方針を発表しました。
イギリス政府は17日、次回の総選挙以降、選挙権を得られる年齢を16歳以上に引き下げる方針を発表しました。引き下げについて、声明で「民主主義の近代化に向けた重大な改革の一環であり、政治への信頼回復に貢献する」としています。
スターマー首相は「16歳と17歳の人々は働きに出て、税金を納めることが可能な年齢だ。その金が何に使われ、政府がどこに進むべきかについて発言する機会を持つべきだ」と強調しました。
与党・労働党は、去年の総選挙で選挙権年齢の引き下げを公約に盛り込んでいました。スコットランドやウェールズの議会選挙ではすでに16歳から投票できますが、関連法案が議会で可決されれば全ての地域で選挙権の年齢が16歳以上となります。
イギリス全土で選挙権年齢が変更されるのは、21歳から18歳へ引き下げられた1969年以来となります。
ユニセフによりますと、ほかの国で選挙権年齢を16歳以上としているのは、オーストリアやギリシャ、アルゼンチン、ブラジルなどで、およそ90%の国と地域が18歳以上だということです。
【日本人が知るべき“リベラルを捨てた”米国】自由の国に隠れる「帝国」のかお/宗教学者が見る米国“ウラ歴史”/グリーンランド買収の背景/正論より「力」に変化【BACKSTAGE AMERICA】