(ブルームバーグ):韓国サムスン電子は4-6月(第2四半期)に2023年以来の減益となった。米国の中国に対する人工知能(AI)半導体規制や、最先端のAI向けメモリーを米エヌビディアに販売する計画に問題が生じたことが響いた。
8日発表の暫定集計によれば、4-6月期の営業利益は前年同期比約56%減の4兆6000億ウォン(約4870億円)。アナリスト予想は41%減だった。売上高は74兆ウォン。
同社は月内に純利益や部門別の業績を含む最終的な決算を発表する。
サムスンは、エヌビディアのAIアクセラレーターに不可欠な高帯域幅メモリー(HBM)市場で巻き返しに苦戦している。同社は最先端製品である12層の「HBM3E」について、まだエヌビディアから認証を確保していない。

原題:Samsung Profit Halves on US Chip Curbs, AI Memory Delays (1)(抜粋)
(背景を追加して更新します)
--取材協力:Shinhye Kang.
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