欧州を襲っている熱波の影響で、ドイツではアウトバーン(高速道路)の一部区間でコンクリート舗装が破損し、修復作業が行われている。

ドイツ各地では気温が最高39度に達し、コンクリート舗装の路面が膨張・隆起して破損やひび割れを引き起こす「ブローアップ」現象が発生。長時間の渋滞を引き起こしている。多くの州では4日から夏季休暇が始まることから、週末の修復作業は交通のさらなる混乱を招く。

「ブローアップ」現象は、特にコンクリート舗装の古い道路の交通量が多い区間や過去に補修された区間で高温時に起きやすい。このためドイツ当局は、夏場はこうした区間で最高速度を引き下げる措置を取っている。

気候変動の影響で1980年代以降、世界平均の2倍のペースで気温が上昇している欧州では熱波の頻度と強度も増しており、交通インフラだけでなく、住民の健康にも深刻なリスクが生じている。

ドイツでは先週から損傷箇所の修復作業が始まった。高速道路当局の3日の発表によると、中西部ヘッセン州ではコンクリートの5メートルにわたる破損部分が撤去された。その後アスファルト舗装が施されたという。

ベンスハイム近くのアウトバーンA5号線では南行きの車線が通行止めとなった

原題:Heat Wave Cracks German Autobahn, Forcing Emergency Repairs(抜粋)

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