(ブルームバーグ):7日の債券相場は下落。参院選で与党の苦戦が伝えられており、財政拡大への懸念や8日の5年国債入札に対する警戒感から売りが先行している。
アクサ・インベストメント・マネージャーズの木村龍太郎シニア債券ストラテジストは、参院選について市場が思っていた以上に与党の苦境が報じられており、今後の減税リスクを再評価する必要が出ていると指摘。3日の30年債入札以降の悪い流れに追い打ちをかける形となり「超長期債が大きく売られている」と述べた。
岡三証券の長谷川直也チーフ債券ストラテジストは、石破茂首相や自民党の森山裕幹事長は財政規律を重視する姿勢を示しているが、参院選で与党が負けて枠組みが変わるとどうしても財政リスクへの連想が働き、債券が売られやすくなると述べた。

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