第27回参議院選挙がきょう、公示されます。投開票は20日、高止まりが続く「物価高対策」などが主な争点です。

今回の参院選は、248議席のうち改選と非改選の欠員補充、あわせて125議席をめぐって争われます。

最大の争点は「物価高対策」で、主に自民・公明両党が「給付」を主張するのに対し、野党は「消費税の減税や廃止」を訴えています。

また、与党は過半数の議席獲得を勝敗ラインに設定しており、与党側が非改選の議席と合わせて過半数を維持できるか、野党側がそれを阻止するかが焦点となります。

与党はこの目標を下回ると衆参両院で少数与党となり、石破総理の責任論に発展する可能性があります。

また、今回の参院選は、選挙ポスターに品位保持規定を新設した改正公職選挙法が適用される初めての国政選挙となります。