(ブルームバーグ):トランプ米大統領は、上乗せ関税の一時停止措置に関して設けた7月9日の期限について、延長する必要はないとの考えを示した。
トランプ氏は27日に収録されたFOXニュースのインタビューで、「その必要はないと思う」と発言。「延長しようと思えばできるが、大したことではない」と述べた。
トランプ氏は27日の記者会見で、期限については延長でも短縮でも、政権として「やりたいようにできる」と述べていた。
「私としては短縮したい。全員に書簡を送って『おめでとう、あなたは25%の関税を払うことになる』と通知したいくらいだ」とトランプ氏は語っていた。
トランプ氏はFOXニュースとのインタビューで、日本との自動車貿易を巡り不満を表明。「日本の車には25%の関税が課されます」との書簡を送ることも可能だとした上で、「日本は米国の車を受け取らない。だが彼らは何百万台もの車を米国に持ち込んでいる。これは不公平だ。日本にはそれについて説明しており、彼らも理解している」と述べた。
7回目の関税交渉で米ワシントンを訪問していた赤沢亮正経済再生担当相は、現地時間27日にラトニック米商務長官と協議。同28日にも2度にわたり電話会談を行い「実りある議論を行った」とした上で、「日米双方にとって利益となる合意を実現できるよう、日米間で精力的に調整を続けていく」としていた。内閣官房が文書で発表した。
赤沢氏は当初、26日から29日までの4日間だった訪米日程を延長した。朝日新聞は、米側で協議を主導するベッセント米財務長官との会談を模索していたが実現せず、30日にも帰国すると報じた。
原題:Trump Says He Doesn’t Expect to Extend July 9 Tariff Deadline(抜粋)
(赤沢再生相の訪米に関する詳細を追加し、更新します)
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