自民党の安倍派「清和政策研究会」が政治団体の解散届を総務大臣宛に提出し、今月25日付で解散したことがわかりました。派閥が解散するのは、旧森山派、旧岸田派、旧茂木派、旧二階派に次いで5例目です。

自民党の旧安倍派は、福田赳夫元総理が1979年に結成し、森喜朗元総理、小泉純一郎元総理、安倍晋三元総理、そして福田康夫元総理らを輩出するなど政権運営に影響を与えてきました。

一方で、旧安倍派は政治資金パーティー券のノルマ超過分を議員個人にキックバックする慣行が長年続くなど、裏金問題の震源地となり、解散する方針を決めていました。

総務省によりますと、今月25日付で解散したということです。

存続しているのは、麻生最高顧問が率いる麻生派のみとなりました。