イスラエルとイランは双方が停戦期間に入りましたが、林官房長官は25日、日本政府として“国際社会と連携し、停戦合意を着実に実施するよう働きかけていく”との考えを示しました。

林官房長官
「米国によるイスラエルとイランとの間の停戦合意の発表を歓迎しておりまして、これがイスラエルおよびイラン双方において、着実に実施に移されていくことを強く期待をいたします」

中東情勢をめぐっては、イランに続き、イスラエルも日本時間25日午前1時から停戦期間に入りました。

ただ、停戦合意後も攻撃が散発的に続いていて、林官房長官は会見で、「中東地域の平和と安定は我が国にとっても極めて重要だ」と強調した上で、「国際社会とも連携し、停戦合意の着実な実施の働きかけをはじめ、我が国として必要なあらゆる外交的努力を引き続き行っていく」との考えを示しました。