(ブルームバーグ):国際刑事警察機構(ICPO)から指名手配されていた男が23日、高級宝飾品店のティファニーとカルティエから昨年、合計26万ドル(約3800万円)相当のダイヤモンドの指輪を「すり替え」の手口で盗んだ罪を認めた。
マンハッタン地検によると、ヤオロン・ワン被告(50)は、2024年3月にニューヨークの五番街にあるティファニー本店で、22万5000ドル相当のダイヤの指輪を偽物とすり替えて持ち去った。約1週間後には、ハドソンヤードにあるカルティエの店舗で2万4000ドルの指輪を盗んだという。
ワン被告は以前、韓国での33万ドル相当のダイヤ窃盗事件で指名手配されており、ICPOから国際手配されていた。検察によれば、昨年時点でニュージャージー州、カリフォルニア州、フロリダ州の宝飾店でも窃盗事件の重要容疑者とされていた。
検察の説明によると、ワン被告はティファニーの店舗で複数のジュエリーを見せてほしいと求め、プラチナの台に取り付けられた指輪をキュービックジルコニア製の偽物とすり替えて何も買わずに店を後にした。
カルティエの店舗では婚約指輪2点と腕時計2点を見せてもらった際、販売員が目を離した隙に指輪1点をポケットに入れて立ち去ったという。
ティファニーとカルティエはコメント要請に応じなかった。ワン被告の弁護士にもすぐには連絡は取れなかった。
ワン被告は来月、最長9年の懲役刑が言い渡される見通し。
原題:Tiffany, Cartier Lost Diamond Rings to ‘Sleight-of-Hand’ Con Man(抜粋)
もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
©2025 Bloomberg L.P.