戦没者追悼式に出席した石破総理は、現職の総理大臣として13年ぶりに、ひめゆりの塔を訪れ、「不戦」を誓いました。

「ひめゆりの塔」は、沖縄戦で犠牲となった学生らを慰霊するために建てられたもので、現職の総理大臣が訪れるのは5人目で、野田総理以来、13年ぶりです。

ひめゆりの塔で献花した石破総理は、訪問の理由について自身の強い思いだったと明かしました。

石破総理
「総理大臣として仕事をする中にあって、この不戦の思い、戦争の悲惨さ、もう一度自分の胸に刻まねばならないという思いで、ここへ参りました」

「ひめゆりの塔」をめぐっては、自民党の西田昌司参院議員が「歴史の書き換え」などと発言したことに反発の声が上がり、その後、西田氏は発言を撤回・謝罪していますが、石破総理は“沖縄戦の教訓をこれから先もいかしていかなければならない”と訴えています。