きのう行われた東京都議会議員選挙は、自民党が大敗する結果となりました。今後の政権運営にどのような影響を与えるのでしょうか?国会記者会館から中継です。
今回の都議選は来月の参議院選挙の前哨戦と位置づけられてきたことから、自民党内からは焦りの声が聞こえてきます。
選挙結果では、▼「都民ファーストの会」が第一党に返り咲いたほか、▼国民民主党や参政党が初めて議席を獲得し、▼立憲民主党も17議席と、5議席増やしています。
一方、自民党は追加公認も含め21議席にとどまり、過去最低となりました。
今回の結果について、ある自民党の重鎮は「大惨敗だ。参院選にも影響する」と危機感を示しているほか、自民党関係者は「負のスパイラルに陥っている」と、裏金問題で惨敗した去年の衆院選に続く敗北に焦りの色を隠せません。
また、来月、参院選を控える議員からは「反省を活かして参院選に勝つしかない」と、執行部に敗因の分析を求める声があがっています。
都議選が終わり、およそ1か月後の参院選に向けた選挙戦が本格化します。

【速報】ブルーインパルスきょうも都内周遊を中止 「世界陸上2025」開幕に合わせた展示飛行