アメリカ軍によるイランの核施設への攻撃について、外務省は現時点で日本人の被害は確認されていないと明らかにしました。イランからはこれまでに日本人とその家族ら87人が陸路で隣国へと退避しています。
22日、イランからの退避を希望していた日本人とその家族あわせて21人が外務省の手配したバスによってアゼルバイジャンの首都バクーに到着しました。健康状態に問題はないということです。
イランから陸路による退避は2回目で、1回目とあわせて87人が国外に移動しましたが、現地には今もおよそ200人の日本人が滞在しています。
一方、外務省によりますと、アメリカ軍によるイランの核施設への攻撃について、現時点で日本人の被害は確認されていないということですが、攻撃のあった場所の周辺に日本人が住んでいないか確認を進めているということです。
また、今回の攻撃でさらなる退避の希望者が出てくることも想定し、引き続き退避支援など日本人の保護に万全を期していきたいとしています。

総裁選出馬の意向を固めた小泉農水大臣「野党と協力する環境をどうやったら作れるか考えている」