(ブルームバーグ):19日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=145円台前半に小幅下落。米国が数日以内にイランに攻撃する可能性に備えているとの報道を受けてリスクオフで円が買われた後、ドルの買い戻しが優勢になっている。
あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジストは、週末にも米国がイランを攻撃するとの報道はいったん消化し、ドルが買い戻されていると話す。地政学的には米国は中東から一番遠いと指摘した。
三菱UFJ信託銀行資金為替部マーケット営業課の酒井基成課長は、米国がイスラエルのイラン攻撃に加わるとの観測から、ドル・円は「来週にかけて143円台に下げる可能性がある」との見方を示した。

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