(ブルームバーグ):中国の習近平国家主席は16日、中央アジア5カ国との首脳会議のためカザフスタンの首都アスタナに入った。習氏にとっては今年3度目の外遊で、米中が関与を競い合う中央アジアで、同じ時期にカナダで開かれる主要7カ国(G7)首脳会議に対抗する。
習氏はカザフスタンのトカエフ大統領と同日会談し、17日にはカザフスタンに加え、キルギスとタジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンとの2回目となる首脳会議に出席する。
習氏は2年前、中国の西安で初の中国・中央アジア首脳会議を開催している。ルビオ米国務長官は先週、カザフスタン外相とワシントンで会談した。
ウランや石油、レアアース(希土類)を豊富に埋蔵する中央アジアは、中国にとって戦略的重要性を増しており、欧州向け輸出を支える陸上ルートとしての役割も担う。
一方、旧ソ連構成国に対しロシアが伝統的に保持してきた影響力は、プーチン大統領によるウクライナ侵攻が4年目に入ったことで弱まりつつあり、中国がこの地域への輸出を拡大する機会を得ている。
原題:Xi Pushes to Deepen Central Asia Influence With Kazakh Visit (1)(抜粋)
--取材協力:ジェームズ・メーガ、Colum Murphy、Jing Li.
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