イスラエルとイランの間で大規模な衝突が起きていることについて、中国外務省の報道官は16日、改めて「深い憂慮」を表明。いかなる国際紛争も「対話と協議を通じて解決すべきだ」と訴えました。

中国外務省 郭嘉昆 報道官
「中国はイスラエルのイラン攻撃が軍事衝突の激化をもたらしたことに深く憂慮しています」

中国外務省の郭嘉昆報道官は16日の記者会見でこのように述べ、イスラエルとイランの衝突がさらに激化したり拡大したりした場合、「中東の各国が、まず最初に被害を受けることになる」と指摘しました。

いかなる国際紛争も「対話と協議を通じて解決すべきだ」と訴えるとともに、中国は「引き続き関係各国と意思疎通を保ち、和平を促進して対話を働きかけ、地域情勢のさらなる動揺を回避するよう努める」と強調しました。