民泊仲介の米エアビーアンドビーは国際サッカー連盟(FIFA)と手を組み、サッカーファン向けに著名人によるアクティビティーを期間限定で提供する。ワールドカップ(W杯)開催都市での旅行需要の高まりを生かす。

FIFAをテーマにしたアクティビティーが試合に合わせて発表され、エアビーアンドビーのプラットフォーム上で予約できるようになる。W杯は今夏から2027年にかけて米国、カナダ、メキシコの16都市で開催される。

第1弾は、米国代表のゴールキーパーだったティム・ハワード氏による120ドル(約1万7000円)のプライベートトレーニングや、ロサンゼルス・ギャラクシーの元選手でサッカー解説者のコビ・ジョーンズ氏とのスタジアム観戦体験などだ。

エアビーアンドビー共同創業者のネイサン・ブレチャージク最高戦略責任者(CSO)がインタビューで述べたところでは、今夏のW杯開催都市に関する検索数は既に平均で15%増加。フィラデルフィアの検索数は1-3月(第1四半期)に50%増えたという。

ブレチャージク氏は、こうした集客イベントに合わせてより多くの民泊ホストが自宅を提供するようになると期待しており、「1泊222ドルで貸し出せば、1、2週間で平均3000ドルの収入を得られる」と予想。

さらに、「これは新たな切り口であり、この方式はW杯のみにとどまらず他のイベントにも採用していく。26年のイタリアでの冬季五輪も視野に入れている」などと語った。

同社は体験プランプラットフォーム「エクスペリエンス」刷新の一環で、独自イベントに注力している。他の旅行・アクティビティー予約サイトが販売する一般的なチケットやツアーとの差別化を図る。

原題:Airbnb Partners With FIFA as World Cup Lead-Up Fuels Demand(抜粋)

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