(ブルームバーグ):米アップルは、音声アシスタント「Siri(シリ)」の遅れていたアップグレードについて、2026年春を社内目標として設定した。人工知能(AI)戦略の立て直しにおける重要な一歩となる。
事情に詳しい関係者によると、Siriの担当チームは、アップグレード版を基本ソフト(OS)のアップデート版「iOS 26.4」の一部としてリリースすることを目指している。待望の改良により、Siriはユーザーの個人データや画面上での操作を参照し、より精度の高い応答を実現できるようになる。
アップルでは、iOSの「.4」アップデートは、例年3月にリリースされる。iOS 18.4は今年3月、iOS 17.4は24年3月にリリースされた。ただ、iOS 26.4の具体的なリリース日はまだ社内でも決まっておらず、あくまで春の時期を想定しているという。関係者は部外秘情報だとして匿名を条件に話した。
同社はコメント要請に対し、Siriの新機能投入の正式な時期は発表していないとし、「来年中」の提供を予定しているという従来の説明を繰り返した。
今後の開発状況によってスケジュール変更の可能性があり、今後数週間に有望な進展が示されれば、スマートフォン「iPhone」の新型モデルを秋に発表する際に、新機能を予告する案も社内で検討されていると、関係者の1人は述べた。ただ、最終決定はされていないという。
原題:Apple Targets Spring 2026 for Release of Delayed Siri AI Upgrade(抜粋)
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